仕事をしていた時、何度も怒鳴られた。主に、年嵩の男性に。
ある客は、顔を真っ赤にして怒っていた。こちらは何故彼が怒っているのかわからない。怒れば怒るほど、怒られるほうは「理不尽だな、困ったな」と思うわけである。「怒られたから、さらに誠意を込めて仕事をしよう!」などとは思わなかった。(だから怒鳴られたのか?)
名刺を受け取ってくれない人もいた。「あなたの会社とはまだ契約するときまったわけではないから」と怒りながら言う。私はそこまで嫌われることをしたのだろうか。会ったばかりなのに。元長野県知事も名刺を破られていたな。
怒鳴る男性たちは、私には、相手を見て怒鳴っているようにしか思えない。私がきちんとした高そうなスーツを着た若者だったら態度が違うんじゃないのかな。
昨日、大臣が外国人大使の言葉をさえぎって怒鳴っていた。相手の国を不誠実だと考えていても、話しに来た人に怒鳴るのは失礼なことだ。相手が失礼だからといって、こちらも失礼にしてよいのか。それに、相手にいうことを聞かせようとして怒りをぶつけるのは無駄だ。
かつてチャベス大統領が会議で暴言をはき続け、スペイン国王カルロス1世 が怒って演説をさえぎり、「だまれ」と言ったそうだ。チャベス大統領はやめなかった。結局そのときはカルロス1世が退席したそうな。
見苦しいな~と思っていたら、日本人が下品なことをしているので嫌になってしまったよ。
実は、私も何度か怒鳴ったことがある。勧誘の電話など。相手が口をつぐむと、なお畳みかけたくなる。後味が悪く、反省した。
仕事で怒鳴られているだけだから、と自分を落ち着かせても、心は傷ついている。だからなお、要求には応えなくなる。
(2019/7/20)